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経営・お金のこと

個人でハウスクリーニングやるなら商流を意識しよう②

 

 

前回の記事からの続きです。

(前の記事から読むと、より理解が深まります)

 

さて、個人でハウスクリーニングを起業したら

ぜひ「商流」を意識してください。

 

物が移動することを物流といいますが、

取引の流れを商流といいます。

 

ハウスクリーニング業界でいうなら、「掃除の依頼」が発注者から流れてくること。

 

ここでは空室清掃を例に出します。

 

一般的な空室清掃の商流

 

大家

不動産会社

リフォーム会社

清掃会社(あなた)

 

このような流れです。

 

不動産会社がリフォーム部門を持っているケースもあります。

また、リフォーム会社が清掃部門を持っているケースもあります。

ですが、いずれもレアケース。

 

ほとんどの場合、ハウスクリーニングは外注。

厳密に言えば、リフォーム会社は自社職人はわずかで、

ほぼ外注で回してる会社も多い。

(クロス屋さんや塗装屋さんなど個人事業主の職人が多いのはこのため)

 

なぜ外注するのか?

答えは、利益を出すため。

 

具体的には、自社で雇用すると社会保険や備品の支給、福利厚生など

会社が負担することが多くなる。

仕事が閑散期になっても社員の人件費は変わらない。

 

ところが、外注すれば会社の固定費を下げることが可能。

必要な時だけ外注することで経費を削減。

つまり利益が大きくなる。

 

空室清掃の場合、需要予測が難しい。

なぜなら引っ越しの件数がどのくらいになるか、誰にも分からないから。

 

4月の新年度に向けて1~3月に引っ越しが多いのは、分かる。

しかし、社員を雇うとなると年間を通じて安定した仕事量が必要。

ヒマだからといって社員を遊ばせておくわけにはいかない。

ただ、外注なら必要な時だけ頼めばいいという気軽さがある。

外注=下請けなので、当然ながら商流の下の位置で仕事を請ければ

それだけ安くなる。

 

中間業者が多いほど、中間マージンを抜かれるからだ。

(下図を参照)

 

 

起業してばかりの頃は下請けでも仕方ない部分はある。

 

しかし、1つでも上の商流に食い込んでいかないと苦しい。

 

商流が下になるほど、意見は通らないと言っても過言ではない。

 

わかりやすく会社でたとえると、

一番下っ端の社員が会長や社長に直接意見が出来ないのようなもの。

 

しかも、伝言ゲーム的に依頼内容が少しずつ間違って伝わることも。

 

とにかく、下の商流で仕事を請けるメリットを探す方が難しい。

 

では、どのように上の商流で仕事を取ればいいのか?

 

結論は大家から直接仕事を請けること。

 

次に大家から依頼を受けた不動産会社から仕事を請けること。

(少なくとも、このポジションは死守したい)

 

具体的な方法については、こちらの記事で詳しく解説。

ぜひ参考にして、1つでも上のポジションで仕事を請けることを目指そう。

 

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