技術・マインド

空室清掃の1日の超具体的スケジュールを公開します

こんにちは、よわかつです。

 

本日、こんなツイートをしました。

 

 

 

これからハウスクリーニング、特に空室清掃をやってみたいという方にとって気になりますよね?

 

1日のスケジュールって。

 

ただでさえ空室清掃の情報ってあまり表に出てきません。

 

もともとニッチな職業であることに加え、積極的に情報発信してる人がいないから。

 

これが在宅清掃だと、大手フランチャイズなんかがモデルケースとして紹介してたりしますが。

 

ということで、今回は空室清掃での実際の1日を実況中継したツイートをもとに解説していきます。

 

ぜひ最後まで読んでみてください。

 

空室清掃という仕事をした場合のイメージが鮮明になるはずです。

 

ちなみに、この記事を書いてる僕はアラフォーで平成30年に未経験からハウスクリーニングで独立開業。

 

初月の売上がわずか19,000円というどん底からのスタート。

 

紆余曲折あり、その後3年で約3,500万円の売上を達成。

 

現在は現場の第一線で掃除をする傍ら、ブログやTwitter、noteなどでハウスクリーニングで独立を目指す方に向け情報発信を精力的に行っています。

 

2021年4月末に解説したブログは2022年2月現在、月間6,000PV。

 

メルマガ読者は120人超。

 

詳しいプロフィールはこちら

 

 

空室清掃の1日を実況中継

 

「空室清掃の1日のスケジュールを教えてほしいです」

 

メルマガ読者さんからの質問がきっかけでTwitterで実況してみようと思ったのがきっかけ。

 

実は以前にもブログで僕が空室清掃の見習い時の1日のスケジュールを紹介したことはあった。

 

だけど、リアルタイムで1日を実況中継するのも面白いかなと。

 

で、思った瞬間にツイートしてました(笑)

 

それが家を出発する直前。

 

たまたま近所の現場だったこと、あとは土曜日なので騒音を気にしてやや遅めのスタートとなりました。

 

平日だったら、本来は荷物搬入などをすませて8時から作業を開始したい。

 

これはあくまで理想だけど、やはりスタートは早ければ早いほうが何かと安心。

途中何があるか分からないので、気持ちに余裕を持ちたいから。

 

とはいえ、あまり朝早いスタートは近隣から「うるさい」と苦情がくるリスクもある。

 

物件(特に分譲マンションなどは)により、作業開始時間の指定がある場合も。

たとえば、作業は8時~17時まで、という風に。

 

今日は賃貸物件だったので、そのような制約はないけど近隣に配慮して、やや遅めのスタート。

 

最初の1時間でやったこと

7:55に家を出発。

 

8:10現場に到着。

 

本日は約40㎡ほどの物件。

 

ブロアーを掛けつつ、汚れ具合をチェック。

同時に各設備の動作確認もこのタイミングで行う。

(不具合があれば早めに報告できるように)

 

照明がある場合はカバーを外し、ブロアーを掛けそのまま拭き掃除までしておく。

 

掃除の基本である上から下へ。

 

人によって、照明カバーは建具と同じタイミングでやる場合もある。

このあたりは好みの問題。

やり忘れが無ければ、どのやり方でもOK。

 

その後、掃除機をかけ、排水口の部品等を外して次亜塩素酸でつけおき。

 

キッチンのシロッコファンを浸け置きするお湯も最初に作って、浸け置きしておく。

 

荷物をすべて搬入。

 

ここまでで、約1時間。

 

サッシとベランダからスタート

 

空室清掃の業者のほとんどは、サッシとベランダからスタートすると思う。

 

ただ、これも必ずという訳ではない。

 

しかし、窓ガラスは早い時間にやった方が、あとからチェックしやすい。

 

本日はサッシは3箇所(掃出し×2、腰高×1)ですべて雨戸あり。

しかもホースで水を流せないパターンだった。

 

通常はサッシやベランダ清掃の場合、ホースで水を流しながら掃除をする。

場合によっては高圧洗浄機を使うこともある。

 

当然ながら、水を流せないと手間が掛かる。

 

だがそういったことも、空室清掃ではよくあること。

 

嘆いても、文句を言っても状況は変わらない。

 

状況に応じて臨機応変に。

 

その都度、ベストな方法を選択して淡々と作業を進めていく。

 

今回はサッシとベランダが終わった時点で10:50。

 

そのタイミングでお昼休憩にした。

 

空室清掃のお昼休憩はどんな感じ?

 

僕は、ほぼ毎日1人で作業している。

 

だから、休憩のタイミングも食べる物も自由に決められる。

 

気楽だけど、たまに寂しい時もある(笑)

 

仕事仲間と同じ現場に入る時は、外食することが多い。

 

空室清掃では毎回現場が違う。

 

なので、現場によっては近くにお店がないこともある。

 

あとは、車をコインパーキングに入れてあるとランチの時にいちいちコインパーキングから車を出すことはまず無い。

(料金が余分にかかるので)

 

敷地内に駐車していれば、ランチを食べに車を出すこともある。

 

今日は、車の中で1人でランチを食べつつTwitterをしたり。

 

11:30から作業を再開。

 

再開後は浴室とトイレから

 

サッシとベランダが終わったあとの順番は特に決めて無い。

 

汚れ具合やその時の気分で決めてる。

 

本日は浴室とトイレから。

(場合によってはキッチンからやる場合もある)

 

約1時間半で浴室とトイレが終了。

 

この時点で12:55

 

そしてふたたび休憩。

 

キッチン→建具→床

12:55~13:30まで休憩。

 

その後キッチンの掃除。

 

14:45にキッチン終了。

 

水回りは、やはり疲れる。

 

汚れがきつい場合が多いし、お客さんも気にする箇所だから神経も使う。

 

だからキッチン終了後に再び休憩を入れる。

 

この時点で、気力・体力ともにまあまあ消耗してる(笑)

 

結局14:45~15:25まで休憩を入れた。

 

ラストスパート

 

疲れた身体にムチ打って建具と床を仕上げる。

 

15:25~16:15で建具と床が完了。

 

でも、これで終わりじゃ無い。

 

最後のチェックが残っている。

 

 

 

僕は最終チェックをとても大事にしてる。

 

なぜなら、どんなに一生懸命に掃除をしてもやり忘れがあればすべて台無しだから。

 

落とせる汚れなのに、やり忘れていたばかりに後日またやり直しになるのは悔しい。

 

そして、また別の日に出直すのは精神的にも肉体的にも金銭的にも大きなダメージとなる。

 

だから最終チェックをする気力と体力と時間はしっかり残しておく必要がある。

 

最終チェックまで完了したのが16:40

 

約40㎡の賃貸アパートの空室清掃で売上は4万円ちょい。

 

 

これが本日の流れ。

 

帰宅したのは17:05

 

毎回現場は違うよ

 

8時に家を出て17時には帰宅してる。

 

休憩は

10:55~11:30(35分)

12:55~13:30(35分)

14:45~15:25(45分)

 

合計115分なので約2時間

 

移動時間含め9時間から休憩2時間を引くと実働7時間。

 

それで売上4万ちょいなので、時給換算すると5,000~6,000円。

 

ここだけ切り取ると、魅力的な仕事だと思うが落とし穴もある。

 

正直、やってみなきゃ時間は読めないのが清掃業

 

今回はたまたま、この時間で終わった。

 

しかし、同じ間取りや広さでも汚れ具合によって作業時間は大幅に変動する。

 

そして、こればかりはやってみないと時間の予測は難しい。

 

経験を積み重ねるごとに、おおよその作業時間や労力は予想出来るようになる。

 

しかし、やってみたら予想より大変で時間がかかった、というケースは多い。

 

1人ならまだしも、ヘルプを頼んだり外注する場合には作業時間や必要人数の読み間違えは死活問題になる。

 

今回は、スムーズに1日で終わったが、1日で終わらなければ翌日も行くことに。

そうすると2日かけて4万円ということになる。

 

コレばかりは経験を積んで見積りの精度を高めるしかないのだが、同業者との繋がりがあればアドバイスをもらうことも出来る。

 

個人事業主は最終的には自分で責任を持って判断する必要はある。

 

とはいえ、経験の浅いうちは相談に乗ってくれる人がいると心強いと思う。

 

ただし、アドバイスをもらう場合も自分で考えたうえでアドバイスをもらうこと。

 

自分で考えることを放棄して、質問を丸投げでは個人で生き残っていくのは難しい。

まとめ

 

最後に大切なことをお伝えする。

 

この記事の1日の流れは、あくまで空室清掃のみ。

 

個人事業主で1人で活動しているのであれば、仕事は掃除だけではない。

 

見積書や請求書の作成、経費計算、洗剤や備品の管理・発注、集客および営業活動・・・

 

現場作業をする以外に、やることは山積み。

 

つまり、現場作業だけで一杯一杯になっていては他の仕事が手に付かない。

 

分かりやすくたとえると、収穫に手一杯で種をまく時間が無いとする。

 

そうすると、一通り収穫し終わると、もう収穫するものがない状態に。

 

そうなってから種をまいても、収穫できるようになるまで長い間があいてしまう。

 

これでは、食べるものがなくて餓死してしまう。

 

というようなものです。

 

何となくお分かりいただけたかと思います。

 

1人で独立開業したら時間は本当に貴重な資源。

 

いかに無駄を減らし、種まきと収穫を両立させるか。

 

しっかり考えて1日1日を過ごしたいものです。

 

というわけで、今回は空室清掃の1日のスケジュールをご紹介しました。

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