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開業前に読む物

【馬鹿正直に伝える】ハウスクリーニング独立開業の良い点vs悪い点

今回はハウスクリーニング業を始めるか迷っているあなたに向けた記事です。

馬鹿正直にハウスクリーニング独立開業の良い点と悪い点を伝えます。

実際の経験をもとに書きましたので、読むことで現実的なメリット・デメリットが分かるようになってます。

開業する・しないの判断がしやすくなりますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

はじめに

ネット検索すると良い点ばかりを強調するサイトが多いことに気がつきましたか?

「そう思う」と答えた方、正解です。

なぜなら多くのサイトは

あなたがハウスクリーニング業を始めることで儲かる誰かが書いているからです。

分かりやすく例えるとこんな感じ。

  • ハウスクリーニングのフランチャイズを運営してる会社
  • フランチャイズを紹介して、そのサイト経由で加盟すると報酬が発生するアフィリエイトのサイト

反対にハウスクリーニング業の悪い面ばかりを強調しているのは、ハウスクリーニング業で失敗した人達でしょうか。

「稼げない」「借金だけが残った」「体を壊した」etc...

だから辞めた方がいい!の一点張りの主張が目立ちます。

僕もそのような情報をネットやSNSの書き込みで沢山見たことがあります。

また、実際に僕がハウスクリーニングで独立開業したいと言うと「失敗するから辞めた方がいい」とアドバイスする人は何人もいました。

 

このブログでは、僕が失敗や成功から学んだことを自分の言葉で伝えています。

自分で言うのもあれですが、実際に経験したことなので説得力がある内容になっています。

更に付け加えると【中立の立場】で書いているので、偏りの無い情報になっています。

あなたが貴重な時間を使って開業について調べているのに、どこかの誰かが自分の利益の為や自分が失敗した恨みなどから書いた極端に偏った情報ばかりだとしたら嫌になりますよね?

もしかしたら、あなたもハウスクリーニングで開業することの本当のメリット・デメリットを知らない人から安易に反対されたり、勧められたりしていませんか?

特に身近な人からのアドバイスは無視しにくいもの。

このブログを読むことで客観的かつ事実に基づいた経験からメリット・デメリットが分かります。

あなたが家族や親しい友人と相談するときにきっと役立つと思います。

悪い面

まず悪い面から。

ポイント

  • 収入が安定するまでがキツい
  • 未経験からでも始められるが一人前になるまで苦労する
  • 一定以上の収入以上を稼げる人はごく僅か

順番に解説します。

収入が安定するまでがキツい

この記事を読んでいるほとんどの方が未経験から独立開業だと思いますので、その前提で。

まず最初はどこかで見習いをすることになります。

いきなりぶっつけ本番でやるとクレームの嵐となりますので絶対におすすめしません。

見習い期間中は、お金をもらいながら技術を教えてもらう形となります。

私は38歳で未経験から独立して、最初は見習いにいきました。

その時の条件がこちら。

参考

  • 日給8,000円
  • 7時半に事務所集合~18時まで現場で作業~事務所に戻って道具の片付け(だいたい19時半ころ終了)
  • 交通費は厳密な決まりはなく、1ヶ月5,000~10,000円。
  • 最初は電車、途中からは車で事務所まで通っていました。

面接時に独立したいと伝えていたので、勤務日は相談して決めていました。

週4~6日くらいは出勤していました。

とにかく早く仕事を覚えて自分で仕事を見つけてこないとと必死でした。

日給8,000円では生活は厳しく、開業前に貯めていた貯金はどんどん減っていきました。

慣れない仕事と増えない収入、どんどん減っていく貯金を見て精神的にも肉体的にも一番キツい時期でした。

ただし、これは見習い先によります。

僕がその後いろいろな人に聞いた話では見習いでも日給10,000円~というところもありました。

まあ、平均すると20~25万といった感じです。

お金も大切ですが、しっかりとした技術を身につけられる見習い先を見つけることが一番大切です。

この時期を乗り越えられる自信と生活資金が無ければ独立開業は少し考えた方が良いとい思います。

資金については開業の際に融資を受けるという方法もありますので、よく考えてみてくださいね。

未経験からでも始められるが一人前になるまで苦労する

掃除の仕事はクレーム産業とも言われます。

理由は、掃除した後の評価は見る人に左右されるからです。

分かりやすく言うと、チェックが厳しい人もいれば甘い人もいます。

これは掃除をする側も掃除を頼むお客さん両方に言えます。

例えばこんな感じ。

ポイント

【チェックが厳しいお客さん】と【仕上げが甘い掃除業者】の組み合わせは高確率でクレームになります。

しかし

【チェックが甘いお客さん】だと【仕上げが甘い掃除業者】でもクレームにならないこともあります。

これがハウスクリーニング業の奥深さ。

掃除の結果は目に見えるものですが数字で表せないものです。

どうしても「きれい」「汚い」の判断は見る人によって変わります。

経験を積めば積むほど「これだけやれば大丈夫」「これだとクレームになりそうだな」という肌感覚が身につきます。

これだけは実際にクレームをもらって経験するか、経験者から教わる以外の道はありません。

未経験からハウスクリーニングの仕事をするなら、最初はとにかく質より量をこなすことをおすすめします。

量をこなすことで、質が上がりクレームが減っていきます。

クレームはベテランでもゼロには出来ないものです。

未経験ならなおさらです。

クレームばかりでは仕事になりませんが、万が一クレームがきてしまっても次に生かせる経験が出来たと前向きにやっていきましょう。

一定以上の収入以上を稼げる人はごく僅か

あなたはハウスクリーニングで独立開業したらどのくらい収入が欲しいですか?

収入よりも自由になる時間を増やしたいから自営業を目指す方もいるかもしれませんね。

僕も家族と過ごす時間を増やしたくて自営業になりました。

おかげさまで今は仕事をする日も休日も自分である程度はコントロール出来る生活を送っています。

子供のイベントがあるからこの日は休もう、欲しいものがあるから今月は休みを減らして目一杯稼ごう、とかです。

会社員だとなかなか難しいですよね。

反対に会社員ならではの安定性というのもあるので、どちらにも良い面と悪い面があると思っています。

だからこそ、僕のブログでは【何が何でも絶対にハウスクリーニングの独立開業をすすめる】ことはしてません。

ただ、興味があってもっとハウスクリーニングの独立開業について情報が欲しいという方には本当に役に立つ情報をお届けしたいと思っています。

そこで最初の質問に戻ります。

あなたはハウスクリーニングで独立開業したらどのくらい収入が欲しいですか?

「月に100万稼ぎたい、いやいやネットの情報だとみんなもっと稼いでいると言ってたぞ」

こんな感じではないですか?

実はこれ、僕が開業前に考えていたことです。

結果、見習い期間中は日給8,000円で仕事をしてました。

妻には本当のことを話しましたが、親しい友人には「独立開業して月100万稼ぐぜ~」などと言っていたので、恥ずかしくてとてもじゃないけど話せませんでした。

なにより、お金がなくて友人と飲みに行くことも出来ませんでした。

あの頃が一番つらい時期でしたね。

おかげさまで現在は収入が安定してきました。

ちなみにプロフィールにある僕の実績は「売上げ」です。

実際の手取り収入は経費などを引くのでもう少し少なくなります。

会社員でいうと総支給額と手取りの違いみたいなものです。

僕の実際の利益は公開するとちょっと生々しいので控えますが、妻と子供1人、猫2匹で暮らすには充分な感じです。

将来に備えて貯蓄や投資にもお金を回せていますので、むしろ会社員時代より自由になる時間とお金は増えました。

それでは、僕のまわりの同業者はどうでしょう?

平均すると30~50万の人が多いです。

充分な金額だと思いますが、

「だれでも未経験から簡単に月100万稼げます!」みたいなノリの広告からすると何だかギャップが大きいですよね。

注意ポイント

下請けの安い仕事をしているか、口コミ比較サイトの価格競争に巻き込まれているか、どちらにしても単価の低い仕事から抜け出せないで苦労してる人が多いです。

これは僕が実際にぶっちゃけ話をして聞いた情報なので客観的なデータはありませんが、現実的な話です。

ちなみに30~50万は売上げの話です。

経費や税金を引くともう少し少なくなります。

どうでしょうか、ネットでの華々しい情報と違い独立開業に対するモチベーションが下がりましたか?

正直、僕はろくに下調べもせず独立開業したので最初にこの話を知っていたらずっと会社員をやっていたかもしれません。

もしくは、下請け業者のままだったり、口コミ比較サイトに依存していたら僕も30~50万の売上げで時間の自由がきかない生活をしていたかもしれません。

自分で集客出来るかが大きな分岐点となり、自分で集客出来る人は50万~以上の売上げを上げられるというイメージです。

※集客出来る集客方法は今後また公開していく予定です。

 

ハウスクリーニング独立開業の悪い点まとめ

いかがでしたか。

ここまで、ハウスクリーニングで独立開業する悪い点を3つお話しました。

 

ポイント

  • 収入が安定するまでがキツい➡見習い期間中は収入より経験と割り切る。見習い期間中の生活費の確保をしておく。
  • 未経験からでも始められるが一人前になるまで苦労する➡お客さんの反応は様々。一定の基準を肌感覚で身につける苦労がある。
  • 一定以上の収入以上を稼げる人はごく僅か➡自分で集客出来ないと低単価の仕事から抜け出せない。

 

あなたがハウスクリーニングの独立開業で失敗しないように、あえてマイナスの情報をブログに書きました。

良い面に目を向けるだけでなく、悪い面を知った上であなたが納得の出来る決断が出来ることを祈っています。

続いて良い点を紹介していきますね。

良い点

ハウスクリーニング独立開業にあたって良い点は様々ありますが、あえて3つに絞ってお伝えしますね。

  • 未経験でも独立開業のハードルが低い
  • 成功しやすいビジネスモデル
  • 日本全国どこでも通用するスキルが身につく

それでは順番に解説していきます。

未経験でも独立開業のハードルが低い

おそらく清掃会社に勤めていて独立を考えてこのブログを読んでる方は少ないかもしれませんね。

多くの方がハウスクリーニングは未経験だけど始めてみたいと、ネット検索してこのページに辿り着いたのだと思います。

ありがとうございます。

そんなあなたの期待に応えるために、しっかりと解説していきます。

まず、他業種と比較してハウスクリーニング業は新規参入のハードルが低いです。

理由は、

ハウスクリーニング業を開業するのに特別な資格はいらないからです。

例えば飲食店をはじめるなら「食品衛生責任者」と「防火管理者」が必須資格です。

(意外なことに調理師免許は必須ではないようです。僕も最近知りました。)

リサイクルショップを開業するには「古物商許可」が必須資格になります。

ハウスクリーニング業では開業に必要な資格はありませんので未経験から新規参入するにはハードルが低く始めやすいといえます。

成功しやすいビジネスモデル

ホリエモンこと堀江貴文さんが提唱している、起業でほぼ確実に成功する4つの原則を知っている方も多いと思います。

  • 利益率の高い商売
  • 出来るだけ在庫を持たない
  • 毎月の定額収入が得られる
  • 少ない資本で始められる

以上の4つなんですが、

これ、実にハウスクリーニング業にピッタリだと思いませんか?

まず、利益率の高さ。

ハウスクリーニングでは道具や洗剤を使って作業しますが、毎月の経費としては微々たるものです。経費が少なさ=利益の多さです。

在庫について。

ハウスクリーニングでは商品を仕入れて売るという流れがありません。せいぜい自分が使う洗剤のストックを少し準備しておくことくらいです。仕入れた商品が売れなくて困る、売れ筋商品の在庫切れで機会損失が出た、在庫管理が大変、という悩みもありません。

 

毎月の定額収入。

これは、定期清掃の案件を獲得することで可能になります。良いサービスをしてあなたのファンを増やせば経営が安定しますよ。

この方法についても今後ブログで書いていこうと思います。

 

少ない資本で始められる、について。

これはフランチャイズを選ばなければ、という前提です。

自分で独立開業するのであれば、最低限の洗剤と道具で10万円ほど予算があれば大丈夫。

あ、車は必須なので別で考えておく必要があります。

それでも、店舗を借りる必要もないので少ない資金で始められるのは大きな魅力ですよね。

詳しくはこちらの記事にも

【自由な時間とお金を増やせる】ハウスクリーニング独立開業の道
ハウスクリーニング独立開業に必要な資金はいくら?
https://housecleaning-dokuritu.com/ハウスクリーニング独立開業に必要な資金はいく
今回はハウスクリーニング独立開業に必要な資金について解説します。個人事業主として【フランチャイズに加盟しないで開業する場合】を想定。在宅清掃と空室清掃をメイン業務とするものとします。この記事を読むと必要な資金の目安がわかります。 最低限必要なもの できれば用意したいもの 最初は無くても大丈夫なもの以上の3つを理解すると、効率よくお金を使えるのでムダを省けますよ。執筆者紹介 よわかつ(@yowakatsu)実績はこちら 未経験からたった一人で独立開業し4ヶ月目で売上げ120万以上 直近24ヶ月で総売上2,761万(202...

日本全国どこでも通用するスキルが身につく

さきほどハウスクリーニング開業に必要な資格はないと言いました。

○○協会などが独自の資格を発行してたりはありますが、開業には必要ありません。

資格とは別に、その人が持っているスキルというものがあります。

ハウスクリーニング業界に限らず、資格の有無とスキルは分けて考えることはよくあります。

僕は宅地建物取引士の資格を持っていて、前職は不動産業でしたが資格の有無と営業成績はまた別の問題でした。

資格があって営業成績が良い人、資格はなくても営業成績が良い人、営業成績は悪いけど資格は持っている人、どちらも無い人・・・

という具合です。

ハウスクリーニング業に当てはめると、たとえば○○協会発行の民間資格(独自資格?)が無くても仕事するうえではまったく問題ありません。

しかし、なかには民間資格でもあると安心するお客さんもいるので余裕があれば取得するのもアリかなとは思います。

それよりも、あなたが身につけたスキルがあなたに自由になる時間やお金をもたらしてくれます。

少し想像してみてください。

北海道でも沖縄でも、「掃除方法」は基本的に変わらないですよね?

例えばエアコンクリーニングやキッチン、浴室の掃除など。

経験を積み、お客さんに満足してもらえる掃除のスキルを身につけさえすれば全国どこでも仕事することが可能です。

手に職をつけることで、将来的に住む場所を選ぶ自由度が上がります。

全国の同業者と知り合えれば、全国を旅しながら仕事をするなんてことも可能です。

ココがおすすめ

ずっと同じ土地で暮らしたい人も、様々な土地で暮らしたい人も、会社に縛られず自分のスキルで「いざとなれば日本全国どこでも仕事が出来る」というのは人生で大きな武器になると思いませんか?

まとめ

いかがでしたか。

ハウスクリーニングに限らず、独立開業にリスクはつきものです。

良い面、悪い面の両方を知ることで、あなたなりの答えが出せると思います。

ポイント

  • 未経験でも独立開業のハードルが低い➡資格なしで独立開業出来る
  • 成功しやすいビジネスモデル➡特にハウスクリーニング業にピッタリ
  • 日本全国どこでも通用するスキルが身につく➡いざという時に自由に自分の生き方を選択出来る

ハウスクリーニングで独立開業するメリットを馬鹿正直にお伝えしました。

こちらの記事も参考にどうぞ。

 

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