※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

技術・マインド

ハウスクリーニングと架空の村の物語

 

先日こんなツイートをしました。

 

 

 

前から繰り返し言ってますが、ハウスクリーニング業界は情報が少ない。

成功例をシェアしようとすれば

『マウントを取られた』

『本当かあやしい』

『そんなの机上の空論』

 

ハウスクリーニング業界で経営に関する情報発信をする人が少ないのは、

そんな土壌も影響してると思ってる。

 

反対に反応がいいのは、共感を呼ぶツイート。

愚痴とか、あるあるネタ。

 

こちらが共感ツイートの例。

 

面白おかしくTwitterやりたい人が大多数だと思うから、これはこれであり。

 

でも、せっかく拡散力やユーザー同士のやり取りが簡単にできるのがTwitterの良さだと思う。

 

だから僕は、成功例も失敗例もどんどんシェアすれば良いと思う。

いまは掃除のやり方とか、おすすめの洗剤や道具の情報交換は活発。

同業者間での応援募集なども、最近増えてきた。

でも、まだまだ集客とか営業方法とか『お金』の匂いを少しでも感じるものは反応が悪い。

僕のツイートでも『いいね』が少ない割に、めちゃくちゃ見られてるツイートも多い。

実はそういうツイートこそ『お金や稼ぐこと』に関するツイートだったりもする。

 

つまり、本当はみんなが興味関心があること。

 

僕はフォロワー数やいいねの数はこだわってない。

(そりゃあ少ないよりは嬉しいが、それが目的では無いという意味)

だから、なんとなくいいねを押しにくい、リプしにくいって人は遠慮無くDMください。

実際にこっそり(?)DMくれる人とか多いので。

このブログの問い合わせフォームでもいいです。

なんか逆に、

『いつもブログ読んでます』って言い出しにくいアカウントで申し訳ないって気持ちもあります(笑)

 

 

 

話を戻しますね。

ハウスクリーニング業界は個人事業主も多い。

だからこそ、なおさら情報交換って大事だと思う。

とはいえ閉鎖的なコミュニティで、ノウハウではなく愚痴や悪口ばかり言ってても仕方ない。

 

分かりやすくたとえると村社会。

みんな村から出ないでずっと生活してる。

たしかに、代々受け継がれていく技術はあるだろう。

昔からの言い伝えでのノウハウの蓄積もある。

だけど、村の外には大きな都市があるのを知らない。

知っていても行ったこともないし、行くつもりもない。

だって、なんか面倒だし今の生活は不満はあるけど、基本的に平和だから。

みんな仲良し。

わきあいあい。

助け合いもする。

悩みや愚痴を気兼ねなく話せる。

平和で保守的。

優しい人が多い分、領主から重い年貢を課せられても耐え忍ぶ。

領主を変える、もしくは村を出て新しい土地を開拓する考えは異端そのもの。

そんな村をイメージしてください。

 

ある日、好奇心旺盛な1人の村人が、都市での生活を一目みたいと村を飛び出す。

 

そこで目にしたのは、

村のみんなが苦労して井戸から組んでた水が、蛇口をひねるだけで出てくる水道というシステム。

腐ってしまうから保存が効かなかった食料が、長期保存できる冷蔵や冷凍技術。

村では謎の病だったものが、薬を飲んだら1発で治るという医学知識。

画期的な技術や情報は、お金とも交換できるという新しい価値観であり概念。

 

どうですか?

これまで、村の中でしか生活していなかった者にとってはすべてが衝撃。

こんな世界があったのか・・・と。

 

これは完全に妄想の話です。

でも実際に鎖国状態だった頃の日本で、外国を視察した人はきっとこんな感じだったのかなと。

(どんな衝撃を受けたかは別として)

 

そして、なんとかこの便利で画期的な素晴らしいシステムを村のみんなに知ってもらいたい。

きっとみんな喜んでくれるに違いない。

 

さっそく村に帰り、みんなに報告。

『こんな便利なシステムがあった』

『これを使えばこんなことが出来る』

『困っていたものがコレさえあれば解決する』

それはそれは、熱心に話しをしました。

 

しかし、みんなの反応は期待とはほど遠いものでした。

 

「そんなこと出来るはずがない」

「それをやるにはどれだけ大変なんだ。いまのままで十分じゃないか」

「お前は騙されてる」

 

ごく少数を除いては、こんな反応ばかり。

 

明治維新も、ざっくり言えばこれに近いのでは?

 

いち早く諸外国の強大さに気がつき、このままでは日本は乗っ取られると思いそれを伝える。

しかし、思うように伝わらない。

旧態依然の価値観と、変化しなければ滅ぶという危機感のぶつかり合い。

 

外部の情報をシャットアウトしていたら、外の世界の変化から取り残される。

古い価値観が、新しい価値観の受け入れを拒絶する。

 

このようなことは歴史上で何度も繰り返されていますよね?

 

 

人間の脳、とりわけ日本人は変化を嫌うと言われてます。

太古の時代、生命の維持は今よりずっと難しかったから。

今日生き延びられたのだから、明日も同じように過ごそう。

という思考になったことが理由と言われます。

 

しかし、現代では変化を恐れない人や企業が成功を収めているのは明白。

変化のスピードは増しています。

 

他業界からでも、良いと感じたものは検討する。

自分の業界以外での成功事例を、なんとか応用・活用できないか考える。

 

ただでさえ、変化の早い世界。

1から自分で考えるより、すでに成功した人のパターンを利用するのはありです。

とはいえ、全部パクれという意味ではない。

そのまま真似しても二番煎じになるだけだし、劣化コピーになるだけでオリジナルには叶わないから。

この部分は深掘りすると長くなるので別の機会にでも。

 

これからハウスクリーニングで起業する人。

おそらく他業界からハウスクリーニングの世界に飛び込む人が大半だと思う。

ある掃除FCでは95%が未経験というデータもあるので。

 

郷に入っては郷に従うという部分も大事だけど、いままでの業界で役立てそうなノウハウは捨てないように。

あなたのこれまで経験したこと+これからハウスクリーニングの世界で学ぶことをミックスさせましょう。

僕も、飲食業や不動産業での経験やスキルが今の仕事に活かされてると感じます。

 

そして、ハウスクリーニング業界に悪い意味でどっぷり浸からないように。

 

業界にこだわらず、徹底的にリサーチすれば視野が広がります。

リサーチ目的じゃなくても、どんな分野からでも勉強になる。

この視点を持つだけでも、あなたの仕事に役立つ情報はバンバン入ってきます。

 

偉そうに言ってますが、僕もこの視点を持てたのは最近です。

でも気がつけて良かった。

そのきっかけをくれた人には感謝しかありません。

今では、TVCMや雑誌や漫画、街に溢れる広告などからヒントをもらいまくってます。

基本的に広告は興味を持ってもらうためのもの。

だから、キャッチコピーや写真の使い方など参考になることが多い。

仕事の出来る元請けの営業マンや不動産会社の社長、やり手の不動産投資家などからも

会話を通じて勉強させてもらってます。

 

同じ環境でずっと過ごすのは良い部分もあります。

しかし、刺激が無いこともまた問題。

 

 

ハウスクリーニング業界だけでなく、別の業界を知ることでヒントを得ることは出来ます。

新しい視点を持つことは、可能性を広げることになります。

別の業界で成功例があれば、ハウスクリーニング業でも取り入れるにはどうするか?

別の業界での成功例を、どうアレンジすれば応用できるか?

 

たとえば、人材育成。

業種を問わず、採用から教育までは重要課題。

ハウスクリーニングでも新しいスタッフが続かない、教育の仕方が分からない、そもそも人が集まらない・・・

そんな悩みはありますよね。

そこで、同じ業界の人にSNSなどで『~ってどうしてますか?』って聞いても、

正直、目新しい情報は得られません。

みんな同じことで悩んでるから、解決策がない。

もしくは、似たような方法しか出てこない。

 

ところが、違う業界からヒントを探すことはいくらでも可能。

離職率の低い職場の作り方、こうして採用活動を成功させた、社員教育を変えただけで生産性が3倍に・・・

などなど。

 

目から鱗が落ちる情報に出会えるチャンスはいくらでも転がってます。

あとは気がつくか、気がつかないか。

知ってるか、知らないかの差です。

 

こちらも参考にどうぞ

 

やっていきましょう。

おすすめ記事はコチラ

1

こんな方におすすめ ハウスクリーニング独立直後で仕事が無くて困っている お金を掛けずにお客さんを増やしたいと悩んでる な ...

-技術・マインド

© 2024 【ハウスクリーニング独立開業】お悩み解決ブログ