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経営・お金のこと

ハウスクリーニングで独立開業【稼げない人が最初にやるべきこと】

ハウスクリーニングで独立開業したけど思ったより稼げない。どうしたらいいの?

 

こんなお悩みありませんか?

 

この記事を読むと、ハウスクリーニングで稼げない人がまず最初やるべきことが明確になります。

結果として、売上げUPに向けたアクションをすぐに開始できるので冒頭の悩みが解消されます。

現役ハウスクリーニング職人として月平均115万を稼いでいる「よわかつ」が解説していきます。

ぜひ最後までお読みいただき、具体的な行動に移してください。

 

 

ハウスクリーニングで安定して稼ぐには空室清掃がおすすめです。

 

今回も空室清掃に特化することを前提に記事を書いています。

 

 

いくら稼ぎたいのか目標金額を明確にする

まず一番最初にすることは目標金額の設定です。

 

一見当たり前のようですが、ここがフワフワしてると「なんとなく思ってるより稼げない」と不満を感じる原因となります。

 

開業直後と開業から数年経過した時とでは必要な金額も変化することも多いです。

 

特に、独立開業した直後は「経験も少ないし、安くても仕事があるだけありがたい」と思う人が多いはず。

 

しかし、経験を積んでいく過程で自分の技術は上がっていきます。

 

すると、単価が変わらず売上げも横ばいだと同じ売上げでも満足度は下がります。

 

いま一度、

  • 生活するのに必要な最低限の金額
  • 現在の売上げ
  • 理想とする売上げ

以上の3つから、売上げ目標を「明確に」設定しましょう。

直近6ヶ月の売上げの内訳をチェックする

次にすることは、直近6ヶ月の売上げの内訳をチェックします。

具体的には以下の3つです。

  • 直近6ヶ月の売上げ推移
  • 取引先別の売上げ比率(件数)
  • 取引先別の売上げ単価

 

なぜ売上げの内訳チェックが必要なのか?

 

それは、売上げUPを勝ち取るための最も効果的かつ最短ルートを作り実行していくためです。

 

僕は開業初月の売上げがたったの19,000円でした。

目の前が真っ暗になり、とにかくあらゆる本を読みあさり、人に相談し、試行錯誤を繰り返した結果、独立から4ヶ月目で売上げ120万を達成。

直近24ヶ月の売上げは2,700万以上を稼ぎ続けています。

 

その結果を出せたのは、明確なゴールを設定してそこから逆算することが出来たからに他なりません。

具体的な1つ1つの小さな目標をクリアしていくことで、売上げは改善していきます。

 

そのために、売上げの内訳をしっかりと把握することはとっても必要なポイントなのです。

 

直近6ヶ月の売上げ推移チェックのポイント

「去年と比較しなくていいの?」

「直近1年分を見たほうがいいのでは?」

という声が聞こえてきそうですね。

 

結論からいうと、ここでは直近6ヶ月分をチェックするだけで大丈夫です。

 

理由は、売上げの分析自体が目的ではなく【売上げUPのための具体的な方法を考えるため】だからです。

 

ですので、最近6ヶ月の売上げがどんな風に推移しているかを掴めればOKです。

 

ここで、売上げ推移を意識しておくことで次の行動にスムーズに入っていけます。

 

取引先別の売上げ比率(件数)チェックのポイント

ここが非常に大切です。

 

空室清掃をメインで行っている場合の取引先は以下のようになりますよね。

  • 不動産会社さん
  • 内装業者さん
  • 大家さん

 

その中で、「どこから」、「いくら」仕事が入って来ているかを具体的な数字でチェックしていきます。

 

未経験からハウスクリーニングを始めた場合、どこかで見習いをするケースが多いです。

そして、経験を積んで独り立ちしたけど、仕事は見習いしていた先からもらっているという人は多いです。

それ自体は悪いことではありません。

 

見習いさせてもらった恩もありますし、お互いの信頼関係も出来ているので仕事上の付き合いもやりやすい面もあったりします。

 

しかし、お互いに依存しすぎないようにバランスを考えることが大切です。

 

売上げの70%以上を1つの取引先が占めていたら注意

 

仕事を1つの取引先に依存していると、そこから仕事が来なくなったら一気に収入が激減します。

 

その恐怖から、無理な要望でも聞かざるを得なくなってくると悪循環。

 

元請に絶対に逆らえない下請けの立場に一度陥ってしまうと、肉体的にも精神的にも苦しくなってきますよ。

 

そうならないためにも、取引先別の売上げ比率が偏っていないか?

 

しっかりと現状を把握することからはじめましょう。

 

取引先別の売上げ単価をチェックするポイント

取引先によって単価が違う、というのはよくあるケース。

 

一般的には、「仕事をたくさん出す代わりに安くして」と依頼されることが多いです。

 

これは、独立開業したばかりの時期には受けて良い話です。

 

しかし、経験を積みあなたの技術が上がってきたなら「単価の安い仕事でスケジュールが一杯」の状況を徐々に変えていくべきです。

 

理由は、例えば単価が安いから1Kの空室清掃を1日に2件も3件もやらなければ生活出来ない。

 

そんな毎日を送っていたら【新規開拓をして単価の高い仕事を取ってくる営業】をする時間が無いままだからです。

 

具体例として僕の体験談をお話しますね。

 

仕事量が確保されていれば単価の安い仕事でもOKか?

結論から言うと、開業直後はあり。

 

その後は、徐々に単価の高い仕事にシフトするのが理想です。

 

僕は独立開業して最初の頃は仕事量も経験値もほとんど無かった状態でした。

 

そのため、【単価は安いけど仕事量が多い】元請けさんの仕事をメインでやっていました。

 

  • 1Kの空室清掃が税込み10,000円
  • 1LDK、2DKが税込み14,000円
  • 2LDK、3DKが税込み16,000円
  • 3LDK、4DKが税込み18,000円

・・・

といった具合でした。あらためて見ると安いですね。

 

そこからコインパーキング代やらガソリン代やら、洗剤や消耗品代を自分で払っていくと・・・。

手元に残る金額は想像出来ますよね?

 

ただし、仕事は本当に沢山あって自分が希望すれば何件でも予定を入れられる状態でした。

 

開業当初の仕事が無く、取引先も全然無い状態としては本当にありがたい環境でした。

 

ひたすら件数をこなして、朝から夜遅くまでがむしゃらに働きました。

 

朝は7時から作業開始して、休憩もそこそこに、夜はクレームにヒヤヒヤしながら作業が深夜に及ぶことも。

 

とにかく必死にがむしゃらに働いたのです。

 

それは良い経験となりましたが、決して美談にするつもりは無いです。

 

一時的にそういう時期を経験するのは自営業者としての覚悟が決まるという面では良いかもしれませんが、下手したら身体も精神もやられてしまいます。

 

この記事を読んでいるあなたには、僕と同じ体験は出来ればしてほしくありません。

もう経験済みだよ、という方もいるかもしれませんが(汗)

新規開拓する時間を作る勇気を持つ

空室清掃の新規開拓で、代表的な営業方法は3つあります。

  • 飛び込み営業(不動産会社やリフォーム業者)
  • クチコミ比較サイトに登録
  • 自分のホームページやSNSを利用

 

どの営業をするにしても【時間】が必要です。

 

僕は1ヶ月ほどがむしゃらに安い単価の仕事をした時に「いつまでこんな生活が続くのだろう」と急に不安になりました。

 

もともと、自分の裁量で自由に仕事が出来る点に魅力を感じて独立開業しました。

 

しかし、実際にやっていることは以前勤めていたブラック企業となんら変わりませんでした。

 

むしろ会社員として保証がない分、労働環境は厳しくなっていました。

 

そこで、新規開拓をする時間を作るために思い切ってあることをしました。

それは、単価の安い仕事量を減らすことです。

 

当然、ただでさえ少ない収入は減ります。

 

  • 飛び込み営業
  • クチコミ比較サイトへ登録する作業
  • お金が無かったので独学でホームページ作成
  • 慣れないSNSを始める
  • 営業やマーケティングの本を読み漁る
  • 有料の情報商材を買って勉強
  • 起業して成功してる人に直接会って話しを聞く

【仕事量を減らして作った時間】であらゆることを試行錯誤しました。

 

営業しても仕事に結びつく保証なんて1つもありません。

一方で、目の前には安くてもたくさんの仕事があります。

 

どちらを選ぶかは自由。

でも、単価の低い仕事では売上げの天井は見えてしまいますよね。

 

自分1人でやるなら出来る件数は限られますし、人を使おうにも安い単価では誰にも頼めないですから。

 

売上げUPの計画はこう立てる

売上げは「単価×件数」で決まります。

 

僕は最初の目標を1Kを2万円(税込み)で仕事を取ることを目標に営業をしました。

いままでの倍です。

 

つまり、1K2万円の仕事が取れれば、これまで1Kを1日2件やって得られた金額と同じになります。

 

1Kの作業時間を平均5~6時間とすると、移動時間を含めると1日に2件やると本当に丸1日かかります。

ところが1日1件でも単価が倍になれば、空いた時間を新規開拓に使えます。

 

例えば1Kをお昼までに終わらせて2万円を稼ぎます。そして午後は、1Kの単価2万円を目標に営業活動の時間にあてることが可能となります。

1Kで2万円の単価が取れたら、1.5万で外注しても探せば人は見つかります。

 

こうして単価の高い仕事が増えていくと、一気に好循環モードに入り売上げは高い水準で安定します。

(僕は現在1Kの単価はだいたい2万円~3.5万円、エアコンクリーニングは8,000円でやっています。税別です。)

 

また、時間にゆとりが生まれるので常に体力も気力も充実した毎日になります。

 

生き生きと仕事をしてる姿勢が顔つきや態度にも表れて、お客さんからの印象が更に良くなりまた仕事が舞い込んでくるようになります。

 

がむしゃらに仕事をすることは良いことですが、それで疲れ切って身体を壊したり、1社に依存して不安を抱えたままの生活はしたくないですよね?

 

空室清掃で売上げを上げるには、なんと言っても【高い単価の仕事をする】ことに尽きます。

それが結果として良い仕事をすることに繋がります。

安さ以外のことに価値を感じるお客様にとっては、良い仕事をすることこそが【お客様の利益】になります。

 

まとめ

空室清掃で思ったより稼げないのは、単価の低さが主な原因です。

ウラを返せば、安い単価の仕事なら「その気になれば」いつでも取れます。

単価は安いけど、いまの安定した仕事量にしがみつくか?

徐々に単価の安い仕事量を減らして、単価の高い仕事を取る努力をするか?

 

あなたが稼ぎたい理想の金額に、現在まだ届いていないなら何かを変える必要があります。

「営業はどうも苦手で・・・」という方も多いはずです。

僕も営業は苦手ですし、飛び込み営業で断られたら落ち込みます。

パソコンも苦手でしたのでホームページを作るにもだいぶ時間を使いました。

クチコミ比較サイトでは他のすごい人と自分を比べて落ち込みましたし、SNSでは最初フォロワーが全然増えなくて心が折れそうになりました。

営業のビジネス本、情報商材、ハウスクリーニングの研修・・・合計で40万近く投資しました。

 

営業の本は、ハウスクリーニングについて書かれてるものは、他業種と比較するとほとんどありません。

たとえば、「車のトップセールスマンが書いた車の売り方」

「住宅営業のトップセールスが教えるマンションの売り方」

「生命保険のプロが教える~」

などなど。

同じ業界にいる人が読んだらすぐに参考に出来る本が沢山ありますよね。

 

 

しかし、ハウスクリーニングはどうでしょう?

掃除の方法、洗剤や道具の使い方・・・などの情報はネットでも本でもちらほらありますよね。

 

でも飛び込み営業で空室清掃の仕事を取る方法。

空室清掃の単価交渉のやり方。

他社との差別化。

ブランディングの仕方。

営業戦略。

 

ハウスクリーニング業界のなかでも空室清掃は特に狭いコミュニティです。

独特の商慣習もあります。

お客さんも個人の大家さんだけではなく、不動産会社さんや内装業者さんなどBtoBの営業が必要になります。

つまり、他の業界のビジネス本がそのまま通用しないことが多いです。

僕もビジネス本を読んでは、「これは空室清掃の世界だとこういうことかな?」といちいち置き換えて考える必要がありました。

 

良い意味でも悪い意味でも、空室清掃の世界は「職人かたぎ」です。

経験や勘といったもので考える人が多いですし、「売上げが~」「利益が~」という話題を好まない人も多いです。

どちらかというと、技術の向上には貪欲だけど「お金を稼ぐ」方法には関心の無い人が多い印象です。

 

ただし、お金を稼ぐ方法に関心がないだけで誰しも本心では稼ぎたいはずです。

だから【年々、自分の技術は向上していくのに売上げが伸び悩む】ことに不満を感じてる人が多いです。

 

はっきり言います。

「技術が上がれば勝手に取引先が単価を上げてくれる」ことは無いです。

 

清掃技術と、営業の技術は別物です。

清掃技術を教えてくれた師匠が、稼げるようになる為の営業方法を教えてくれるかは別の問題ということです。

このブログでは、ハウスクリーニング独立開業した後の悩みを解決することを目指しています。

他の記事にも目を通すことで、あなたの悩みを解決出来るヒントが落ちているかもしれませんので是非チェックしてみてくださいね。

 

 

  • 稼ぎたい理想の金額を明確にする
  • 直近6ヶ月の売上げ推移を把握する
  • 取引先別の売上げ比率(件数)をチェックする
  • 取引先別の売上げ単価を意識する

まずは上記のポイントをチェックすることから始めて目標と悩み・課題を明確にすることからスタートしましょう。

モヤモヤした不満や、なんとなく感じる将来の不安の問題点がスッキリすると、問題解決のため具体的なアクションが起こしやすくなります。

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