ハウスクリーニングで独立開業したけど、こんなお悩みありませんか?
- 毎日毎日、遠くの現場まで行くのでクタクタ。経費の出費も多い。
- 集客のための広告費の負担が大きい。
- 仕事量が安定しないので不安
実は、僕もハウスクリーニング独立開業後にまったく同じことで悩みました。
時間に追われ、ゆっくり休むことも出来ず、依頼を断ると仕事を切られるのではと不安を感じる、そんな毎日を送っていました。
いつまでこんな生活が続くか不安でしたが、どうして良いのか分からず。
ただ時間だけが過ぎていきました。
そんな時、ある営業方法を試したところ、売上UPと自由な時間の両方を手にすることが出来ました。
それが、これからお伝えする
「空室清掃×地域密着」戦略です。
その戦略が見事にハマリ、こんなにも劇的に悩みが解消しました。
- 直近24ヶ月の売上2,700万以上
- 最高月商260万以上
- 月の休みは4日以下から週休2日へ
- 開業初月の売上1.9万から平均月商115万の世界へ
いまでは遠くの現場にはほぼ行かずに、地元中心の現場です。
- 朝6時に家を出て12時前に帰宅。売上2万
- 朝8時に家を出て、15時に帰宅。売上4万
- 朝7時半に家を出て18時に帰宅。売上6万
という感じの生活です。
毎日遠くの現場へ朝6時出発で夜22時帰宅で売上2万という生活から一変しました。
以前は空いた時間にもぎっちり仕事を入れて稼げるだけ稼ぐスタイルでしたが、現在はプライベートの時間を優先したゆとりのある生活をしています。
具体的には、
家族とのんびり過ごしたり、
趣味のキャンプやロードバイク、
読書をしたり、
フラッと一人旅に出てみたり、
新たな集客のための情報収集や営業活動をして過ごしています。
地元中心の現場で売上げも安定したことで、特に家族との時間が圧倒的に増えました。
子供がまだ小さいので成長を間近で見られるのは本当に幸せです。
以前は子供の寝顔しか見れない寂しい毎日。
きっと昔の僕と同じような生活を送っている人も多いと思います。
でも、せっかく独立開業したなら、もっと自由に仕事もプライベートも充実させたいですよね?
そのためには、「空室清掃×地域密着」がピッタリなので、くわしくお伝えしていきますね。
ハウスクリーニングで地域密着型の営業をするなら空室清掃
結論から言います。
在宅ハウスクリーニングでは地域密着型の営業は難しいです。
これは僕が独自に同業者からヒアリングをしたり、ネットで100近くの同業者をチェックした結果からも断言できます。
実に多くの業者が営業エリアを広げて日々活動しています。
そもそも、在宅ハウスクリーニングで一番需要が多いメニューを知っていますか?
そうです、エアコンクリーニングです。
TVでもCMが沢山流れていますし、ネット広告も多いです。
エアコンはもはや必需品なので各家庭にありますし、ファミリータイプのお宅なら複数台エアコンがあります。
だいたいG.W頃から8月一杯までは非常に需要が高い時期です。
しかし、どんなに気を使っている家庭でもエアコンクリーニングの頻度は平均して2年に一度。
そしてどんなに良いサービスをしても、2年前に頼んだ業者を覚えてるでしょうか?
リピーターになってくれれば最高ですが、そうでない場合はまた新規のお客さんを集客する必要があります。
そうすると、必然的に狭い営業エリアで集客するよりも営業エリアを広げる必要があります。
加えてエアコンクリーニングは需要が多い分、競争相手が多いです。
料金で勝負する、営業エリアを拡大する、営業時間を延ばすなど、相当な覚悟と工夫が必要となります。
同様のことが、水回りの清掃にも言えます。
在宅ハウスクリーニングはリピーターになってくれたとしても、次の依頼までの期間が長いので数多くのお客さんを確保しておく必要があります。
そのため、広告を出し続ける、出張エリアを広げる営業手法になります。
在宅ハウスクリーニングは1回の単価は高いものの、売上げを安定させることは簡単ではありません。
常に集客をし続けてライバルに勝ち続けなければいけません。
ずっとこぎ続けなければ倒れてしまう自転車のイメージです。
一方で、空室清掃はリピート期間が短く、地域密着の営業に向いています。
加えて取引先は不動産管理会社さんなど法人メインとなります。
新規営業は簡単ではありませんが、そのかわり一度あなたの仕事が認められれば、継続して仕事が入ってくるようになります。
在宅ハウスクリーニングのような常に新規の営業をしなければいけないプレッシャーから解放されます。
もちろん、空室清掃でも取引先が多い方が良いのは確かです。
空室清掃は在宅と比べて安定して売上げを伸ばすことが可能ですし、地域密着営業により時間にゆとりも出来るので落ち着いて集客活動にも集中出来るメリットがありますよ。
詳しく解説します。
仕事量が豊富な空室清掃で安定経営を目指そう
空室清掃は賃貸物件の退去後や売買に伴うタイミングで行います。
ここでは、話を分かりやすくするために賃貸物件の退去後におこなう空室清掃に限定して説明します。
まず、空室清掃がなぜ地域密着と相性がピッタリなのか説明します。
結論から言うと、賃貸物件の空室清掃は在宅ハウスクリーニングと比べて圧倒的に仕事量が多いからです。
営業エリアを広げなくても狭いエリアで充分に仕事量を確保出来ます。
(地域により、賃貸物件が圧倒的に少ないエリアは除きますが、わざわざ言うまでも無いですよね。いちお念のため。)
もう少し具体的にいうと、
賃貸物件では理論上必ず退去が発生する=空室清掃が必要。
つまり賃貸物件の部屋数だけ仕事があるということ。
これ、実はビジネスの観点で言うとすごいことです。
なにしろ、賃貸物件があるところには空室清掃という需要がほぼ100%あるからです。
ちなみに、在宅ハウスクリーニングがどのくらい少ないパイの奪い合いをしてるかというデータを示します。
市場調査データ
ハウスクリーニング
起業・創業
単身世帯、共働き世帯や高齢者世帯の増加を背景に、家庭における大がかりな清掃や特殊な清掃が、ハウスクリーニング業者に委託されるようになってきている。以下では、ハウスクリーニングについての消費者の利用状況や利用意向を、アンケート調査を元に探っていく。1. 現在の利用状況
現在の利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で4%、男性4%、女性3%となっている(表1、図1)。利用率が最も高いのは、50代男性と60代女性(7%)であり、次いで、30代男性(6%)、40代・50代女性(5%)の利用率が高い。また、「利用経験あるが、現在利用していない」人の割合が利用率と比べると高く、リピーターが定着しにくい様子もうかがえる。
引用元:J-NET21より
在宅ハウスクリーニングを利用したことがあると回答したのはわずか4%。
僕が利用したことがないのも、まわりで利用した人がいなかったのも納得ですね。
さきほど、エアコンクリーニングの需要が~という話をしましたが、実はこの4%の中でのお話。
そう考えると少ないお客さんを相手に激しい競争をしていることが伝わりますよね。
それでも、在宅で勝負したい!という方もいると思います。
それはそれで否定もしません。
個人で仕事をしてる以上、自分でやりたいことをやるべきだと思います。
だけど、自由に使える時間とお金を増やしたい、安定した仕事を確保して将来の不安から解放されたい方はもう少しお付き合いください。
より具体的なお話をさせていただきます。
ちなみに、僕は現在は持ち家ですが、賃貸物件には4軒住んでいた経験があります。
仕事関係で引っ越しが多かったので。
一般的にはどうか?
今回は過去3年以内に引っ越しをした10代~50代の364人に『今まで何回引越しをしたか?』というアンケートを行い、それを元に、最近の傾向を紹介していきたい。
アンケートの結果、一番回答数が多かったのは引越し回数『3回』で全体の20.3%。ついで、『2回』が19.5%、『1回(直近の引っ越しが初めて)』が18.4%だった。2回以上引越しを経験している人は20~30代が圧倒的に多く、全体の56%を占めている。
年代別に見ていくと引越しの最多回数は以下の通り。
・20~29歳は『1回』
・30~39歳は『3回』
・40~49歳は『5回』
・50~59歳は『3回』年齢があがる度に必然引越しの機会が増えていくが、40代は『5回』が最多である一方で、50代は『3回』が多い結果となった。男女別の割合では、『男性は2回』、『女性は3回』が最多となっており、女性の方が回数が多い。
引用元:LIFULL HOME'S
上記データは賃貸物件という縛りはないものの、持ち家からの引っ越しよりも賃貸→賃貸の引っ越しパターンの方が多いと予想。
ココがポイント
つまり、賃貸物件は入居者の入れ替わり(引っ越し)ごとに空室清掃の必要があり、引っ越しは大多数の人が「複数回経験」していることになる。
在宅ハウスクリーニングの利用率4%、100人中4人しか利用したことの無いサービスよりも遙かに需要が高いことが浮き彫りになる。
まとめ
結論として、空室清掃なら地域密着の営業が可能です。
理由は、空室清掃は仕事量が見込めるのでわざわざ営業エリアを広げる必要がないからです。
ということは、やるべきことは地元の賃貸アパートや賃貸マンションを任せてもらえるようになるだけ。
そのために、どうしたらいいのか?
次回「空室清掃×地域密着」戦略をスタートさせる具体的なアクションプランについてお伝えします。
地元の不動産管理会社さんとの取引を始めるためにするべきことを具体的に解説します。
ぜひチェックしてください。