独立して失敗する人の4つの特徴
これからハウスクリーニングで独立を考えている人、
ハウスクリーニングで独立後1年未満の人向けに質問です。
「ハウスクリーニング独立で失敗する人の特徴を知りたくないですか?」
私は独立開業前にどうすれば成功するか?と同じくらい失敗談を調べまくりました。
ハウスクリーニングに限らず、ラーメン屋さん等の飲食店から雑貨屋さんなどあらゆる業種の失敗事例を調べました。
それはなぜか?
失敗例を調べることでなにか共通点があるのでは無いかと思ったからです。
そして、その予想は当たっていました。
ハウスクリーニングに限らず、独立開業で失敗する人には共通点がありました。
この記事では、それらを含めてハウスクリーニングで失敗する人の以下4つの特徴を解説します。
注意ポイント
- 独立開業時にお金を掛けすぎる
- 独立開業時から友人・知り合いに頼りすぎる
- 簡単に集客できると思ってる
- 営業や集客に関心がなさすぎる
それぞれ改善策も紹介します。
ぜひ最後まで読んで同じ失敗を繰り返さないように気をつけてくださいね。
独立開業時にお金を掛けすぎる
独立開業する際に多い失敗は最初にお金を掛けすぎるケースです。
お金を掛けすぎないのも問題ですが、掛けすぎるよりは何倍もマシです。
多くの方は独立開業の資金はある程度貯めてから始めることがほとんどです。
または、創業資金の融資を受けてスタートする人も多いでしょう。
新しく自分で仕事を始めるのは不安もありますが期待も大きいものです。
誰しもが「絶対に成功させて見せる」と思って独立開業するわけです。
自信や勝算がゼロで独立開業する人はいませんよね?
つまり、独立開業当初はアドレナリンが出ている状態といえます。
自分では気づかないうちに気持ちも大きくなっていることでしょう。
そして独立開業前後で数多くの営業をされることになります。
私も独立開業前後には「社長!社長!」と毎日のように営業電話がありました。
ホームページ制作会社、広告代理店、車のセールス、保険会社などなど。
新しく仕事を始めるにあたり必要なものが出てくるのは当たり前です。
必要なものにはしっかりお金を掛けるべきです。
しかし、自分では冷静な判断が出来ない場合が多いのが独立開業前後です。
すぐに必要でないものは独立後に仕事が軌道に乗ってからでも遅くはありません。
ハウスクリーニングでの独立は初期投資が少なくて済むという大きなメリットがあります。
特に空室清掃メインで、当面は飛び込み営業で仕事を取ってくるスタイルであれば派手な広告も高価なホームページも必要ありません。
改善策
- 手元にある準備資金を確認
- 毎月の生活費を把握する
- 売上げゼロでも開業から何ヶ月は生活出来るか把握する
- 売上げ予想は低めに設定する
- 融資を受けることも検討する
- まずは必要最小限の洗剤・道具でスタートして軌道に乗せることを最優先する。
独立開業スタートから知り合い、友人に頼りすぎる
独立開業当初からお客さんが沢山いる状態というのは珍しいです。
ですので、ハウスクリーニングでいえば家族や友人、知り合いの家をハウスクリーニングさせてもらうパターンが多いです。
練習も兼ねて、料金も無料とか特別に安くやるという感じですね。
しばらくはそれでもいいかもしれません。
しかし、ここに落とし穴があります。
ココに注意
それは、商売としては成立していないという点です。見た目のうえではスケジュールも埋まり、サービス料金といっても多少のお金は入ってくるでしょう。開業直後に一番つらいのは仕事がないこと。まる一日スケジュールが空くと強烈な不安に襲われるでしょう。その不安から逃れる方法は自分で仕事を取ることです。友人・知人に頼んで仕事をもらうことで現実から逃げてはいけません。
自分で仕事を取ってくる努力をしないと、友人・知人の家を一通り掃除したらその後のスケジュールがガラガラなんてことも。
解決策
- 独立開業当初だからこそ、一番必死に集客をする
- 友人や知人に頼り過ぎない
- プロとしてお客さんと接する機会をドンドン増やす
簡単に集客出来ると思っている
口コミ比較サイトに登録したからすぐにバンバン仕事が入ると思っていませんか?
残念ながらそう甘くはありません。
お客さんの立場だったら、独立したばかりで何の実績もない人に頼む理由はありますか?
むしろ初心者だと思って少し不安になりますよね。
たいして料金が変わらなければ何百件も口コミ評価のある人に頼むと思いませんか?
ホームページやSNS集客も同じです。
ホームページを作成してすぐに検索で上位表示されると思いますか?
始めたばかりのアカウントなのに、SNSからすぐ予約が入りますか?
現実はなかなか厳しいものです。
なぜそう言い切れるのか?
それは、恥ずかしながら僕が身をもって経験したからです。
口コミ比較サイトに登録もした。
自作だけどホームページも作った。
あとは予約の連絡が来るのを待つだけ。
しかし、
1ヶ月目、2ヶ月目とホームページからの集客はゼロ。
口コミ比較サイトは、エリア最安値に料金設定をしてようやく数件予約が入っただけでした。
手数料を引くと、本当にゼロよりマシという感じでした。
「このままではヤバい」
そう思って必死で飛び込み営業をした結果、
4ヶ月目でなんとか売上げ120万円を達成できました。
危機感を感じるのがあと少し遅かったらと思うとゾッとします。
ちなみに独立直後は反応が無かったホームページやSNSですが、現在はほぼ毎月新規の仕事が入るまでに成長しています。
結果が出るのに少し時間が掛かる場合が多いので早めに準備をしてホームページやSNSアカウントを育てていきましょう。
解決策
- 独立直後の集客は苦労することを知る(危機感を持つ)
- すぐに結果が出なくてもホームページやSNSなど自分の集客媒体を早めに準備する
- 掃除技術と集客技術(営業力)はまったく別物という意識を持つ
営業や集客に関心がなさ過ぎる
これは以外と多い失敗のパターンです。
未経験からハウスクリーニングを仕事を始める場合、必要な道具や洗剤などの知識や掃除技術の習得に必死になりますよね。
僕も同じでしたので分かります。
しかし、営業や集客方法を学ぶことに意識、関心がない人が圧倒的に多いです。
独立開業から何年、何十年となっても相変わらず営業や集客に無関心という人がほとんどです。
経験を重ねれば知識も増え、技術力も上がります。
悲しいことに、肝心の営業力や集客力が低いままだと、どれだけ掃除の技術が上がっても単価の低い仕事を続けることになります。
百歩譲って、独立開業当初は単価の低い仕事を数多くこなして経験を積むことは理解出来ます。
ココがポイント
本来であれば知識と技術の向上に応じて単価を上げてもらうように交渉するか、新規のお客さんを開拓する必要があります。
独立したからには料金交渉をするのもアナタの役割です。
会社員時代のように、黙々と仕事をしていれば上司が評価してくれて給料や立場が良くなる、ということはありません。
自分で得た知識と技術を上手くアピールして良い条件は自分で勝ち取る必要があります。
ココに注意
残念ながら、それが出来ないとせっかく自分のレベルは上がったのに生活は苦しいまま、なんてことになります。
結果、「何年やっても稼げない」と言い残してハウスクリーニングの仕事を辞める人が多いです。
それは絶対に避けたいですよね。
解決策
- 営業方法、集客方法についてインプットを増やす(読書、ネット検索)
- 自分のホームページやSNSをガンガン作ってアウトプットしていく
- ある程度の掃除技術が身についたら、集客や営業を勉強する割合を増やす
まとめ
いかがでしたか?
ハウスクリーニングの独立開業で失敗するひとの特徴を解説しました。
独立して失敗する人の4つの特徴と改善策まとめ
・独立開業時にお金を掛けすぎる➡資金計画をしっかりと
・独立開業時から友人・知り合いに頼りすぎる➡プロとしてお客さんと接する機会を増やす
・簡単に集客できると思ってる➡意識を変える。早めにホームページやSNSを準備する
・営業や集客に関心がなさすぎる➡掃除技術だけでは仕事は取れない。営業力と集客力を身につける努力をする
未経験からでも正しいやり方を覚えれば3ヶ月で軌道に乗せることは可能です。
今後も本当に役に立つ情報を発信していきますね。
一緒にがんばりましょう。
無料オンライン講座はじめました
お掃除ビジネスで効率良く稼ぐ。 低単価で休みなく働く生活から抜け出したい。 これからハウスクリーニングの仕事を始めるから、正しいやり方で努力したい。 そんなあなたを応援する無料オンライン講座です。 いまなら独立開業ハンドブックも無料プレゼント。