現役のハウスクリーニング職人として開業から3年で3,000万以上を売り上げた「よわかつ」が解説します。
月収20万を稼ぐモデルケース
脱サラしてハウスクリーニングでまず月収20万を稼ぐ方法を紹介します。
まずは見習い先の確保から。
脱サラしてフリーランスの世界に飛び込むのは期待もあるけど、お金の面で心配もありますよね?
ひとまず最初の数ヶ月は月収20万円を現実的な目標にしましょう。
僕は無謀にもいきなり自分で集客して稼ごうとしました。
その結果、開業初月の売上はわずか19,000円。
精神的にもとてもキツかったので、同じ失敗はしてほしくないです・・・
その後すぐに見習いにいきました。
その会社は日給8,000円。
未経験の38歳、しかも見習い先でずっと働き続ける訳でもなく(面接の時に独立希望は伝え済み)、雇って貰えただけありがたかったです。
まあ冷静に考えて、拘束時間の長さを考えれば安い日給でしたが文句言える立場じゃなかったので納得はしていました。
なにしろ、初月売上が19,000円だった僕に贅沢は言えないという・・・。
そうはいっても、本音はこの日給ではつらかったので早く独立出来るように頑張りました。
ハウスクリーニング未経験だと安くて日給8,000円~。
周りの同業に聞くと、未経験者はだいたい10,000円スタートって所が多い。
【日給8,000円】
25日働けば8,000×25=月収20万
【日給10,000円】
20日働けば10,000×20=月収20万
こう考えると、独立して飯を食っていける技術と知識が身について月収20万なら悪くないですよね?
まずは、いきなり自分で集客しようとせず見習い先を確保しましょう。
無理のないスタートが切れると思います。
見習いに行く前の心の準備
技術と知識を教えて貰える分、待遇はあまり期待しないように。
最初は日給も安いですし、パワハラっぽい感じで指導されることも珍しくありません。
40代、50代でサラリーマン時代にそれなりの経験を積んできた人はちょっとした覚悟が必要です。
自分より歳下から「使えない」とか言われることもありますので。
それがどうしてもイヤな場合は「お金で解決する方法」もあります。
それは、フランチャイズに加盟することです。
それなら、講師の人が丁寧に教えてくれます。
パワハラみたいに教えてたら誰も加盟しなくなっちゃいますもんね。
資料は無料で取り寄せ可能なので、目を通すのもあり。
40代、50代からの雇われない生き方 フランチャイズの窓口
休みはしっかり取る
月収20万までは、見習い先を確保できれば見えてきます。
注意点は張り切って休み無しで働いては絶対にダメということ。
脱サラしたからには、自分の代わりはいません。
最初は慣れない作業で心も身体も自分が思っている以上に疲れています。
これからの長いフリーランス生活。
短距離ではなくマラソンのイメージで、自分のペースで仕事をしていきましょう。
見習い先とのその後の関係
お気づきかもしれませんが、見習いでも月収20万は実現可能です。
ところが独立して自分の力だけで20万の売上を作るのはカンタンではありません。
なぜなら、あなた自信の実績や知名度はこれから上がっていくものだから。
現時点では経験の浅いその他大勢の業者のひとり。
同じ料金なら誰だって経験と実績がある人に頼みたいですよね?
その方が安心だから。
それなら初心者はどう戦うか?
ズバリ安くやるしかないです。最初は。
フリーランス駆け出しの頃、競合の「累計○○件の施工実績」アピールにビビった。僕は実績ほぼゼロ。だから2ヶ月間、激安で60件の実績を速攻で積み上げた。そして「開業直後から仕事が殺到!年間360件ペースで施工中!申込みはお早めに!」と営業。仕事を取り生き残った。汚いやり方だと笑われますか?
— よわかつ@ハウスクリーニング×ブログ (@yowakatsu) June 4, 2021
単価を上げるのは実績ができてから。
つまり、独立して最初はなかなか仕事が見つからない×単価も安いという状況です。
しかも、見習い先では複数人のチームで作業していたことも全て自分でやる必要があります。
給料も、待っていれば給料日に支給されるわけではありません。
お客さんに請求書を出して回収するまでが仕事です。
一人で全部やるの・・・大変じゃないですか?
だから、形としては見習い先から独立したものの仕事は見習い先から回してもらうという人が多いのも事実。
たしかにある意味で安定はしているけど、脱サラしてまでやりたかったことがそれですか?と疑問です。
もちろん、自分の力で仕事を取れるようになるまでのつもりなら大丈夫。
しかし自分で仕事を取るのを諦めて、見習い先から形だけ独立したというのではちょっと考え物ですね。
それはともかく、見習い先とは独立後も良好な関係を維持しておく方がお互いにメリットがあります。
急遽人手が足りないときや、仕事が無くて困っているとき、お互い知っている相手だと何かと相談しやすいですから。
まとめ
ハウスクリーニング初心者はまず見習い先を確保して月収20万を目標に技術と知識を磨きましょう。
見習い修行期間の目安は3ヶ月から長くて半年を目標に。
長引くと、技術と知識の習得スピードが落ちますし、このまま見習い先で社員にしてもらおうという考えになります。
もちろん、それが本当にあなたがやりたいことなら良いと思います。
しかし、その方がラクだからという理由であればもう一度よく考えてみる必要がありそうです。
どちらにせよ、僕のようにいきなり自分の力だけで稼ごうと思ったら失敗します。
見習い先を確保できれば月収20万は見えてきます。脱サラしてもひとまず収入ゼロにはなりませんのでご安心を。
空室清掃は必死に3ヶ月、普通のペースでも半年あれば一人前になれる。見習い日給8,000円からスタートして15,000円までなら根性があれば半年でいける。それ以上稼ぐなら戦略が必要。技術はあった方がいいけど、それだけじゃ無理。
— よわかつ@ハウスクリーニング×ブログ (@yowakatsu) June 8, 2021
そして見習い先で必死にやれば日給15,000円も夢じゃない。
それ以上を目指すならやっぱり自分で全部やらないと。
大変な分リターンも大きいので、独立の醍醐味を味わえますよ。
こちらの記事も参考になりますのでぜひ読んでみてくださいね。