ハウスクリーニングの仕事をしていて『人工』って言葉をみたことありませんか?
見積書や会話の中でよく出てきます。
これらの悩みを解決
- いまさら聞けない
- 読み方を間違えたら恥ずかしい
- 聞いたことあるけど、意味がよく分かってない
- どんな時に使うの?
- 相場を知りたい
ハウスクリーニングで平成30年に起業。
月の平均売上115万を継続してきた僕が解説。
あなたの疑問を解消します。
人工は『にんく』と読みます
まず読み方から。
人工(にんく)と読みます。
間違いやすい例として人工(じんこう)があります。
人工大理石は(じんこうだいりせき)です。
間違えないようにしましょう。
意味は1人が1日でする仕事(量)のこと
意味は、1人が1日で行う仕事(量)を表します。
たとえば、2人がかりで1日で終わる現場では
『この現場は2人工』必要ですね、という感じです。
1人で2日かかる場合も同じく『2人工』になります。
では、3人で3日かかる場合は?
その場合は3×3で9人工必要、といった感じです。
ここまで、大丈夫でしょうか?
実際の使い方
次に実際の使い方(見積り)について。
ここ、非常に大事です。
しっかり理解しないと、
【受注したはいいけど大赤字】
もしくは、
【期日に間に合わない】
なんてことも。
そうならない為に、しっかり学んでくださいね。
では、いきます。
ハウスクリーニングの場合、
【あなたが1日でどのくらい仕事を進められるか?】を基準にしましょう。
たとえば、空室清掃。
あなたが、1人で出来る間取り・広さはどのくらいですか?
当然、汚れ具合にもよると思います。
実際の作業時間にもよりますよね?
8:00~17:00で計算するのと、8:00~21:00まで作業するのは違います。
経験が浅い場合は、17時で仕事を切り上げる目安で、作業日数は多めに見ておくのがおすすめ。
(最悪、残業してカバーする感覚)
なぜなら、経験が浅いうちは『思ってたより時間が掛かって大変だった』というケースが多いから。
僕も駆け出しの頃は何度も経験しました。
1Rで8:00~22:00までやってたこともあります。
2DKでも『さすがに2日みておけば大丈夫だろ』と思ってたら3日掛かったこともありました(汗)
とはいえ、見積りをする時に人工を基準にすれば経験が浅い方が割高になります。
たとえば同じく人工計算した場合。
たとえば、ベテランは1人工2万円。
経験の浅い人は1人工1.3万円だけど、作業スピードが遅い。作業を終わらせるのに2人工かかる(2日必要)としたら。
この場合、経験の浅い人は結局2人工2.6万円かかるので割高になる。
そこまでして経験の浅い人には頼みたくないですよね?
だから、駆け出しの頃は人工計算で考えると収入は減る。
だけど経験を積むためと割り切るべき。
経験を積むと、自分1人で出来る作業量が分かってくる。
そうすると応援を呼ぶ時、外注する時でも必要な人工の計算がしやすくなる。
その感覚が掴めてないと、見積りで失敗する。
・予想より人工が必要だったのに足りなかった
(残業増加、期日オーバーで信頼を失う、クオリティ低下でクレーム、応援にきた人に割り増しで日当を払うなど)
これでは大赤字な上に信頼を失います。
または
・経験不足なため、必要人工に余裕を持たせすぎてしまう
足りないのも問題ですが、多すぎても問題。
なぜなら見積金額が高くなるから。
人工を掛けるほど費用が高くなるのは当然ですよね?
必要な人工は確保しつつ、余らせない。
簡単なようで難しい。
このあたりの感覚が掴めないと、見積りで『高い』の一言で断られます。
そうならない為にも、職人としての経験を積みつつ、経営者目線も鍛えていきましょう。
ハウスクリーニングにおける人工の相場
よく聞かれる質問なので回答しますね。
結論は、地域差によります。
あとは、経験や技術、作業内容によります。
これが答えなんですが、あまりにも突き放した言い方になってしますので補足します。
ハウスクリーニング(空室清掃)の応援を頼む、もしくは外注の場合こんな感じかと。
経験浅い人:1万円~1.5万円
経験がある人、1人親方:1.5万~2.5万円
ちょっと幅があるので参考にしにくいかもですが。
相手との関係性も踏まえて、決めていくのがよいかと。
まとめ
いまさら聞けない人工について解説しました。
自分が元請けとなり、応援を呼んだり外注する際に必要な知識となります。
逆に言うと、人工計算(見積り)に自信がないうちは、
大きな現場を自分が元請けとして受注するのは控えた方がいいです。
大赤字になったり、大きく信頼を失う恐れがあるからです。
心配な時は、身近な経験豊富な人に相談するのをおすすめします。
あとは、大きな現場ほど実際に現調しましょう。
汚れを自分の目で確かめると、より正確に必要人工をイメージできます。
以上、ハウスクリーニングにおける人工についての解説でした。
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