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ハウスクリーニングの仕事覚えて独立したのに稼げない。その問題を解説。
手に職をつけて独立したけど稼げない
ハウスクリーニングの仕事をしていて、こんな話を耳にしたことはありませんか?
もしかしたら、今まさにその状態って人もいるかも知れません。
その原因は何なのか?解決策はあるのか?
解説していきたいと思います。
長いですが、興味ある方はお付き合いください。
手に職をつけて独立しても稼げない理由
多くの人が手に職をつけて独立し、なぜか稼げないと悩んでいます。
その理由は、手に職をつけたことに満足し、経営者としてのスキルがまだ身についてないから。
ハウスクリーニング業界で成功するには、職人としてのスキルだけでは不十分。
ハウスクリーニング職人としては一流の腕を持っていながら廃業していく。そんな人が後を絶たない現実がそれを証明してます。
あなたの周りでもそんな話を聞いたことがあるのでは?
つまり、経営者としてお金を生み出す方法を考え、実行する能力が必要と言えるのではないでしょうか。
実際にX(旧Twitter)でよく見かけるハウスクリーニング業界のレジェンド達は清掃スキルだけじゃなく情報発信も実に上手ですよね。
彼らは情報発信をしながら自らをブランディングし、価値を高めることで高単価案件を受注し、新規顧客を獲得しています。
SNSで面白おかしく発信してるようで、それがしっかりと売上に結びついている点は見習いたいところですよね。
もう少し具体的に➡職人と経営者の2つのスキルが必要
こう表現すると分かりやすかもしれません。
繰り返します。
成功したいなら、ハウスクリーニング職人としての知識と技術があることは大前提。
しかし、経営者としてのスキルも同じくらい重要です。
考えてみてください:
自動車メーカーの社長と工場のライン従業員
レストランチェーンの社長と店舗アルバイト
どちらが多くの報酬を受取りますか?
少し比較が大げさと感じたなら別の例を出しましょう。
小さな部品メーカーの経営者とスタッフではどうでしょう?
社長1人
営業3人
広報・宣伝1人
経理1人
工場スタッフ4人
さて、だれが一番給料を多くもらうでしょうか?
一般的には全員一律の報酬体系はほぼありませんよね。
まあ、ふつうに考えたら社長が一番多く報酬をもらいますよね。では次は誰でしょう?明確な正解はありませんが、考えてみてください。そしてその理由まで考えてみてください。
答えは出ましたか?多くの場合、報酬が高いのは会社に多くの利益をもたらす人です。別にどの仕事が偉いとかそういう次元の話ではない。そこは誤解なきようお願いします。
ただし、高額歩合を稼ぐ営業職はよく耳にしますが、高額歩合を荒稼ぎする経理担当者はあまり聞きませんよね?
つまり、直接売上という数字に直結する部門と間接部門では報酬に差がつく場合がほとんどということが言えます。繰り返しますが、仕事の優劣とかの話ではないです。
とはいえ、やはり経営者は重要な決断を下し続けるプレッシャーや責任も重要なのは言うまでもありません。それらが報酬と密接に関係してるのは否定出来ないはずです。
それではハウスクリーニングで独立した場合に話を戻します
手に職をつけたのに稼げないと嘆く方のほとんどは、職人のスキルだけを切り取って手に職をつけた!さあ稼ぐぞ!となって挫折します。
これは経営者としてのスキルを身に着けてないことが原因の1つなのはここまで述べた通り。
ただ、そうなってしまうのも無理はありません。
なぜなら、ハウスクリーニングで独立したら自分で集客して営業かけて利益を最大化させる方法を考え実行する。
その大切さを重要視してる人が少ないから。
また現在成功してる人は自分の体験ベースで話をします。中にはもともと営業センスや素質があって集客にまったく苦労してこなかった人もいます。
(うらやましい)
そうなると、「深刻にならなくても何とかなるから大丈夫だよ」
というアドバイスをする人もいるでしょう。
これを生存バイアスと言います。認知心理学の用語であり、失敗した対象を見ずに、成功した(≒生存した)対象のみを基準に判断をしてしまうことです。
そういう方はもとからセンスがあるので注意です。
僕のような凡人が真に受けてのほほんと何もしなかったら速攻で廃業一直線です。
その裏には声をあげずに廃業していった人たちが沢山いることを忘れてはなりません。
少し話を変えます。
長いですが大丈夫ですか?
続けます。
ハウスクリーニング業界の現状
清掃業界では、集客や営業、つまりお金に関連する話をするとマイナスイメージさえ感じることがあります。
マーケティングの話をすると意識高い系とか、胡散臭いと言う人さえいます。
しかし、大事な話なのでそこから絶対に避けないこと。自分はどうしたいか、どうすべきか?
1人で事業をやってる経営者なら、売上に直結する部分を無視できません。
しかし、現実はこの一番お金になる部分を苦手にして、集客はポータルサイトに依存したりしてます。
また、自分で仕事取るのが苦手なので専属の下請けに甘んじたり。
苦手な部分から逃げて、綺麗に掃除をしてればいつか報われるという人もいます。
もちろん、掃除業者なので現場をおろそかにして良いわけではありません。ただし、もう一度考えてください。
なぜ手に職をつけたのに稼げないと嘆く業者が多いのかを。
大事なのは集客や営業、広い意味ではマーケティングを使えるようになることではないでしょうか?
それをどう身につけますか?
まとめ
せっかく手に職をつけたけどハウスクリーニングで稼げない。
そんな悲しいことはありません。
でもそれは独立した自営業者としてではなく、いちスタッフとして働くスキルを身に着けたに過ぎないから。
そして、そんなことを誰も教えてくれなかったから。
でも大丈夫です。まだ間に合います。
ゼロから売上を作る力。これこそが経営者に求められる資質です。それをマスターすればいいだけ。やることはシンプル。
すでに潤沢な資金があり優秀なスタッフを雇えるなら任せても良いです。しかし、多くの場合は個人事業主でやっていると思います。
つまり自分で身につけるしかないのです、ゼロから売上を生み出す力を。
具体的にはマーケティングだったり、ライティングだったり、集客や営業に関する知識やスキルですね。それを使いこなすことが目標。
もちろん簡単ではありません、だからこそ出来る人が少なく価値があるのです。
価値がある仕事だから、多くの報酬につながるという関係です。
ここまでの話を聞いても、売上アップに直結する集客や営業は人任せでいいと思う人もいるかもしれません。それは自由です。
しかし、この先5年10年あるいはそれ以上の将来を見据えた時にいま自分は何をすべきか?
そこは自分の頭で考えて、動くなら即行動に移すほうがいい。どのみち遅かれ早かれ向き合う問題なのだから。というのが僕の考えです。
個人でやるなら職人と経営者のバランスを最適化しつつ、出来るかぎり経営者(社長としての仕事)の質を高めたいなと思う今日このごろです。
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